現下の世界金融経済危機に対して金融機関は、危機を拡大させないための足元の対策だけでなく、その後の世界の金融業の姿を展望して今から手を打っていくことも必要であると考えられています。後者の観点に立って、プライスウォーターハウスクーパースでは、このほど「The Day After Tomorrow」という論稿を作成・公表しました。
本ペーパーでは、新しい世界の際立った特徴として、(1)経済パワーの東方世界への移転の加速化、(2)古典的銀行業モデルを基本としたより単純で透明性を高めた銀行の形態、(3)公的支援を受ける銀行が多くなったことの影響、(4)内外の規制強化に伴い厳格化されたガバナンス、(5)前例のないほど拡大するであろう財政赤字への対処、(6)「生残りモード」から長期的戦略に転換させる持続可能な金融機関のビジネスモデルの必要性、の諸点をあげています。