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ED(公開草案)10号 連結財務諸表
資産運用業への影響について

資産運用では、一般的にファンドまたは顧客を依頼人としてその代理で運用を行っていると思われますが、ED10号では連結財務諸表におけるコントロール・支配に関して、依頼人(Principal)と代理人(Agent)の関係についての規定を定めています。資産運用業における上記のような関係は当該依頼人と代理人との関係として整理する必要があると思われます。

ED10号 BC90項によれば、代理人のパワーは依頼人の便益のためにのみ使用されるように制限されており、依頼人は代理人を更迭することにより企業の活動を左右できる、として、代理人は支配の判定の対象とならないことが示されています。

一方、BC95号では会社が依頼人の代理として議決権を有し、自らの便益のために依頼人の議決権を行使するのか、依頼人の便益のために議決権を行使するのかを判断するのが困難な場合については、会社が依頼人の最善の利益のために行動する義務があると明示できる場合にのみ、代理人として保有している議決権の部分を除外することとしています。