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QIS5の示唆するもの

2011年3月14日、欧州保険・年金監督機構(以下EIOPA)は、ソルベンシーⅡに関する第5回定量的影響度調査(以下QIS5)の結果を公表しました。QIS5 は、2010年8月から11月にかけ、欧州保険業界において、改訂された評価ルールとソルベンシーⅡの下での資本要件の影響度を見積るために行われたものです。
QIS5は、ソルベンシーⅡの最後でかつ最も包括的な実地テストであり、2013年1月に実施が予定されているソルベンシーⅡの下で、保険会社のソルベンシーの状況がどのようなものになるかを最も正確に予測するものとされています。
QIS5の結果は、2011年6月に欧州委員会からの公表が予定されており、ソルベンシーⅡをいかに進めていくかにかかる最終提案に影響を与えることになるでしょう。EIOPAの報告によれば、多くの領域においてQIS5でテストされた要件は概ね妥当と見られる一方、さらなる変更が行われるであろうと予想される重要な領域も数多く残っています。