ソルベンシーⅡの定量的報告要件について大筋が確定し、欧州保険・年金監督機構(EIOPA)は報告要件の提案を行いました。この最新提案の公表により、保険会社はソルベンシーⅡの報告に向けた準備をさらに進めることができるようになりました。
2011年11月8日、EIOPAは、ソルベンシーⅡに関する定性的および定量的報告の提案の草案を公表しました。本提案では、監督当局向けの非公開の報告書およびあらゆるステークホルダー向けの一般公開報告に適用される保険会社のソルベンシーⅡ報告の内容と様式を定めており、ソルベンシーⅡ制度構築のための重要な提案となっています。
本提案のコメント募集期日は2012年1月20日であり、EIOPAは、2012年夏には報告要件を最終決定する予定です。不確定要素が若干残っていますが、本提案は集中的に実施された非公式のコンサルテーション期間を経て作成されたものであり、同コンサルテーション期間中にEIOPAはステークホルダーの意見を収集し、自ら提案した要件の変更を行いました。
本レポートでは、提案の概要および重要な提案事項、不確定分野等について紹介しています。また、付録として定量的報告用テンプレートの詳細を説明したリストを掲載しています。