世界的に重要度の高まっているIFRSの導入について、わが国も、日本基準とIFRSのコンバージェンスの努力が図られ、2009年6月、企業会計審議会がIFRSの導入に向けてのロードマップとして「我が国における国際会計基準の取扱いに関する意見書(中間報告)」を公表し、2010年3月期からのIFRS任意適用に向けて関連法令等の準備が進められています。日本におけるIFRSの強制適用は、2012年を目処に判断を行うことになり、日本の会計実務界では、IFRSに対する理解を深め、実務適用のための準備が急務となってきています。

本書は、こうした日本の実務界におけるニーズに対応するため、財務諸表を構成する各計算書別にその構成要素をテーマとして取り上げ、IFRS全体を網羅的に5部構成で解説しています。また、国際財務報告基準書およびPwC発行のIFRS Manual of Accountingをもとに、可能な限り、設例や開示例を取り入れて、より平易な解説にするよう試みています。加えて、現在米国基準とのコンバージェンス等から注目されているIFRSの最近の改訂の動向についても取り入れています。

IFRSの実務マニュアル
2009年10月1日 第1版発行
中央経済社サイト外リンク、7,770円(税込み)