IFRSの利用が世界的に広まる中、FASBとIASBは、より質の高い会計基準の策定を目指して協力関係を深めており、2006年2月に公表し、その後アップデートされた覚書(Memorandum of Understanding)に基づき、両者の基準のコンバージェンスを進めてきました。その結果、2007年12月には、FASBとIASBが共同で行う初のプロジェクトとして、企業結合および非連結持分の会計処理に関する基準が公表され、その後も数々の共同プロジェクトが進められています。
また、日本におけるIFRS採用の検討や日本の会計基準のIFRSへのコンバージェンスから、アメリカの会計基準の動きが直接的にまたは間接的に日本の会計基準に影響することとなり、日本においても、その動向には多くの関心が寄せられています。
本書は、2010年6月までに公表されたアメリカの会計基準を対象として取り扱っており、アメリカの会計原則の主たる項目を網羅的に取り入れる一方、各項目の会計処理および開示内容については、そのポイントを短時間で理解できるように説明しています。また、アメリカの会計原則の説明に加え、適宜、日本の会計基準およびIFRSとの比較を織り込んでいます。

東洋経済新報社
2010年12月発行
3,570円(税込)
412ページ/A5判